『ほんとにカラスが客人になったのです』  <2005.08.01>
               
訓練の第一歩は、カラスに餌皿を
きめてやることです。
つまりその皿にのっているものは
食べてもいいが、もしその皿に
のっていなかったら、どんなに美味
しそうな物でもふれてはいけないと
しつけます。

庭で食事をしていると、カラスが
近くの木にとまります。

餌を皿にいれて所定の位置
(池のそばの芝生)においてやります。
もしカラスが“カア、カア、カア”
と興奮して大声をたてたら、
私が身振りをつけて、“ノー、ノー”
とたしなめ、かわりに“クウー、クウー”
という鳩が鳴くような静かな喉音を教えて
あげます。
つまり、大声をたてたら餌はあげないよ、
と教えてあげるわけです。
これを繰り返します。

(バンクーバー在住  かわうそ特派員)

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