『迷い犬はプチ家出だった?』  <2004.07.01>
               

昨日午後四時頃にクサリをつけたままで迷い込んできた犬は、
猫のえさを食べて一晩をまたたび館であかしました。
今朝の散歩でついに飼主を見つけました。

昨日の散歩では四度も自分の家の前を通り過ぎてしまっていたのでした。

でも、後でよく考えたら思い出せなかったのではなく『プチ家出(ちょっ
との家出)』だったような気がします。

飼主に会っても、さほど感動の様子もないし、九時間世話になったお礼の
風もなく、あっさりサイナラでした。

昨日から今朝にかけて、何十人に声をかけたことでしょう。
「この犬、見たことありまあせんか?」と。
そして、ついに新聞配達のおばさんにめぐり会ったのでした。
「配達の度に吠えるお寺の犬に似ている。」と親切にも自転車
を走らせ見に行ってくれて、飼主を連れて来てくれました。
新聞配達のおばさんと手を取りあって「今日は好い事あったね!」
と喜びあいました。

飼主の方はウンチの入った袋と犬を引き取ってくれました。

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