『会長みずからの視察』  <2002.08.30>
               

昨日は、またたび館は大変な騒ぎでした。
何がなんだかさっぱりわからんのです。
鉄のパイプが運ばれて、ガンガン大きな音がして、
知らない男が何人もガヤガヤしていました。

なにせ、我々は猫ルームに閉じ込められて管理人さん
に監視されたまんま、一日を過ごしました。

管理人
「猫が逃げないように、何とかお願いします」

現場作業員
「歩み板を数枚はずしておきますから大丈夫でしょう」

なにが大丈夫なのか分からないけど、夜になってから
皆で飛びついたりして上がって見ました。
デブの黒猫ベアは、下りられなくなって管理人さんに
降ろして貰いました。
ベアの姉妹のライオン猫プリンは鉄パイプをじかに
登ることができました。
三姉妹の残る一匹のフーコは、警戒して登りません。

私は、またたび館会長猫の責任として、とびあがって
歩み板をすみずみまで、くまなく視察しました。
危険な箇所はなかったです。
大丈夫ですよ、作業員さん!
           
            会長猫みちる

本館案内図へ戻る