またたび館の皆さんに告げます。
のむ君がいた二十一日間、またたび館はみんな仲良くして平和でした。
のむ君を歓迎できて、みんな本当に立派だったよ。
喧嘩も暴動もなく十七匹はクーラーなしの盛夏を乗り切りました。
もっとも、『おこげ』だけは例外でクーラー付きの居間でくらしていますが。
『おこげ』は私のただ一匹の娘ですが、臆病性過剰反応症なので勘弁してやってください。
集団生活ができないのです。私の育て方に問題があったかもしれません。
のむ君にのぼせて、お祭り気分で浮かれていた夏は終わったと私は思います。
『とらえもん』が朝から晩まで、飛行機に乗ってのむ君に会いにいく夢を見ていることは
許可するとしても、あとの皆には、何かに熱中することを提案したいと思います。
このままでは、またたび館は猫の収容所となんら変わりがないと言われても仕方ないです。
私達のまたたび舘をこの世に二つとない、猫の楽園にしょうではありませんか！
そのためには、意識の改革しかないのです。
皆さん、改革とは痛みを伴うものではありません。
夢とロマンこそが改革なのです。
皆で、『秋を楽しむ』ことについて考えてみましょう！
（２００１、０8、2７）
みちる会長「痛みを伴わない改革」の
熱弁をふるう。
猫たちは、うっとり聞きほれている。
みんなやる気がおきてきたみたい。
今後にご期待を！