『またたび企画社』  <超ロマンチックなデジカメ先生>
       

                (2001、04、26)

みちる「こんにちは!
    まあ、デジカメ先生いらしてたの。
    私をさしおいて、可愛いコニーちゃんと
    仲好しになっちゃ駄目よ!」

デジカメ先生「ごめん、ごめん。みちるさんに
       秘密なんか持たないよ」

コニー「デジカメ先生は沼津には いつ頃まで
    いらしたんですか?」

デジカメ先生「今から70年前でした。
       4年ぐらい住んでいました。
     父がサラリーマンで流浪の民でした。
   今は海と松原の間にドエラク厚い
   コンクリートの防波堤も出来ちゃって
   風情も何もあったものではありませんが、
   昔は名代のホテル「松仙(泉?)閣」の
   向いが私の家だったの。
   裸の儘、家を飛び出してそのままザブン
   と海へ飛び込んだものでした」

コニー「素晴しい環境ですね〜」

デジカメ先生
「まだ鯉のぼりも泳がず花火もありませんでし
 たが、私は恋をしていました。
 総てが懐かしい沼津です。
 ママ! コー ヒー・・・ブラックで!」

マスター「(ママジャナイチューノ)」

みちる「デジカメ先生って、ロマンチック!
    しびれるわ〜」

デジカメ先生
「そのころ北大にに入っていて
 『札幌のブラジエイロのコーヒーは失恋の
  味と言いつつかよいき』などと粋がってい
  たよ」

みちる「ステキ!もう失神しそう〜」

コニー
 「みちるさんは、超渋好みなんですね?」 

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