故郷の南極に長期休暇で帰省していたぺんぺんレポーターが帰国して、早速
記事を送ってきました。
だらけきった『またたび企画社』にカツ(注。とんかつではない)を入れら
れた感の、シュギョク(注。珠玉)の記事である。
<帰国挨拶に代えて ぺんぺんレポート>
東京も我輩の過ごしやすい季節に入り、街行く人々はコートの襟に顔を埋めて
うつむきかげんに歩いております。
さて、亀戸ののむ君宅のドアを開けた我輩の目に飛び込んできたのは、写真の
のむ君でありました。
「はくちゃく(伯爵)お帰り!」
我輩のこころは、チョコレートのハンマー(もし、あったら)で殴られた以上
の衝撃を受けました。(注。名状しがたい混乱した歓喜のさま)
我輩はのむ君を見ないで過ごした、南極の日々を悔やみました。
悔やみ切れない、自責の念に我輩は打ちのめされていました。
しかし、我輩の口をついて出た言葉は「やったぜ、ベイビィ!」でありました。
(2000、11、20)
|