懐かしいホームズ殿
長旅に出発したホームズの留守宅にメールを送るぼくの気持ちを誰も察してくれない。
“北の宿から読んでもらえぬ手紙書いてます〜”の心境だよ。
まあ、しかし、長旅といってもいずれは帰ってくるのだから、待つことにする。
しかしだね、このところ続けている『隠居生活通信』の習慣がすっかり身についてだね、
どうしてもホームズ宛に、このようにメールを打ってしまうのだね。
習慣を断ち切り、新しい生活に切り替えるのが困難だ。
これも脳神経回路の衰えを意味する現実かね。
ああ、ホームズが居たらな、、、、、
ぼくの猫たちのことだけれども、そうそう、ホームズはどうしてもぼくの猫たちを
「猫ども」という、蔑視の言葉で呼ぶんだね。あれはいけないね。
どうしても、本心が出てくるんだね。
それはそうと、ぼくは深い悩みをかかえている。
それは、、、、それは、、、「猫たちのトイレの問題」なのだ。
そうとう深刻なのだ。
寂しい弘前ワトソンより
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